堤中納言(読み)ツツミチュウナゴン

デジタル大辞泉 「堤中納言」の意味・読み・例文・類語

つつみ‐ちゅうなごん【堤中納言】

邸宅賀茂川の堤近くにあったところから》藤原兼輔ふじわらのかねすけ通称

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精選版 日本国語大辞典 「堤中納言」の意味・読み・例文・類語

つつみ‐ちゅうなごん【堤中納言】

  1. [ 一 ]ふじわらのかねすけ(藤原兼輔)
  2. [ 二 ]つつみちゅうなごんものがたり(堤中納言物語)」の略。

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世界大百科事典(旧版)内の堤中納言の言及

【藤原兼輔】より

…三十六歌仙の一人。紫式部の曾祖父で堤中納言と呼ばれた。898年(昌泰1)讃岐権掾となり,のち927年(延長5)従三位権中納言に至った。…

※「堤中納言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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