邸宅(読み)テイタク

デジタル大辞泉 「邸宅」の意味・読み・例文・類語

てい‐たく【邸宅/第宅】

家。すまい。特に、構えが大きくて、りっぱな造りの家。やしき。邸第。「―を構える」「大―」
[類語]豪邸屋敷

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精選版 日本国語大辞典 「邸宅」の意味・読み・例文・類語

てい‐たく【邸宅・第宅】

  1. 〘 名詞 〙 いえやしき。すまい。邸第。現在では、立派な家、大きな屋敷の意味で用いられる。
    1. [初出の実例]「親王公主之第宅、后妃嬪御之宮館」(出典:本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉)
    2. 「蓋し突然と案内もなく、他人の邸宅(テイタク)を侵したのだから」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉九)
    3. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

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普及版 字通 「邸宅」の読み・字形・画数・意味

【邸宅】ていたく

やしき。〔東観漢記、十、竇融〕竇氏は一王・兩侯・三・四二千石、より孫にぶまで、官府邸宅相ひみ、奴婢千數あり。親戚功臣と雖も、與(とも)に比を爲す(な)し。

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