堪袋(読み)こらえぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「堪袋」の意味・読み・例文・類語

こらえ‐ぶくろこらへ‥【堪袋】

  1. 〘 名詞 〙 怒りをこらえる度量を袋にたとえていう語。堪忍袋(かんにんぶくろ)
    1. [初出の実例]「拙老心中こらへ袋やふれ候と被思召下候」(出典本光国師日記‐元和六年(1620)正月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android