すべて 

塗り籠める(読み)ぬりこめる

精選版 日本国語大辞典 「塗り籠める」の意味・読み・例文・類語

ぬり‐こ・める【塗籠・塗込】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ぬりこ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 塗って中に入れる。内に物を入れて、上またはまわりから塗りかためる。また、塗ってすき間をなくす。ぬりこむ。
    1. [初出の実例]「それかくさせ給へといへば、ぬりこめたる所に、みな取り置きつれば」(出典:堤中納言物語(11C中‐13C頃)貝あはせ)
    2. 「あたりが夕もやにぬりこめられた頃」(出典:島の果て(1948)〈島尾敏雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む