塗立(読み)ぬりたて

精選版 日本国語大辞典 「塗立」の意味・読み・例文・類語

ぬり‐たて【塗立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 塗ったばかりであること。塗って間のないこと。
    1. [初出の実例]「ぬり立の畔をゆり出る田螺哉〈十丈〉」(出典:俳諧・俳諧古選(1763)一)
  3. 油分を含んだ漆を塗り、研ぎや磨きを加えないで光沢を発する塗り方。単に「立て」ともいう。
    1. [初出の実例]「塗立てとはうるしを塗ることをいうのだが」(出典:越前竹人形(1963)〈水上勉〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む