すべて 

塞敢ふ(読み)セカウ

デジタル大辞泉 「塞敢ふ」の意味・読み・例文・類語

せか・う〔せかふ〕【敢ふ】

[動ハ下二]せきあう(塞き敢ふ)」の音変化。
「嘆きせば人知りぬべみ山川やまがはたきつ心を―・へてあるかも」〈・一三八三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「塞敢ふ」の意味・読み・例文・類語

せか・うせかふ【塞敢】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 「せきあう(塞敢)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「嘆きせば人知りぬべみ山川のたきつ心を塞敢(せかへ)てあるかも」(出典万葉集(8C後)七・一三八三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む