塩化カコジル(読み)エンカカコジル

化学辞典 第2版 「塩化カコジル」の解説

塩化カコジル
エンカカコジル
cacodyl chloride

chlorodimethylarsine.C2H6AsCl(140.45).(CH3)2AsCl.トリクロロジメチルヒ素(CH3)2AsCl3とともにカコジル基(CH3)2As-をもつハロゲン化合物とみられ,それぞれ塩化カコジルおよび三塩化カコジルとよばれている.ジメチルアルシン酸(CH3)2AsO(OH)をホスフィン酸の濃塩酸溶液で還元すると得られる.無色の液体.沸点106.5~170 ℃.エタノールに可溶,水に不溶.毒性が強く,空気中で発火し,眼,鼻の粘膜を刺激する.[CAS 557-89-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む