塩山抜隊和尚語録(読み)えんざんばつすいおしようごろく

日本歴史地名大系 「塩山抜隊和尚語録」の解説

塩山抜隊和尚語録
えんざんばつすいおしようごろく

六巻六冊 抜隊得勝著 通方明道編

別称 慧光大円禅師語録・抜隊和尚語録・抜隊録

成立 至徳四年

版本 駒沢大学図書館(慶安四年版)ほか

解説 塩山市向嶽寺開山抜隊得勝の語録。巻一・巻二の拈香仏寺の部では施主の在地名が記され、その多くが県と表記されるが、県は郷に相当すると思われる。甲斐国関係は全部で五三の地名などがみえ、巻五には下部温泉で作った頌を載せる。

活字本 大正新修大蔵経八〇

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android