ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
祖師の法話、説法、問答などの語を、その場に参随していた者が記録したもの、もしくは祖師の法語の記録類を集成したもの。書物に頼った観念的な知識の習得よりも、人格と人格との出会いによる体得を重視した禅宗で生まれ、語録が重視された。唐代の『臨済録』が代表的なものである。美辞麗句を用いることなく、道理を伝えることを目的にした筆録体の散文で記された。わが国では、法語のなかに語録をも含めて用いている。代表的な作品には、親鸞(しんらん)の法語を弟子の唯円(ゆいえん)が記録した『歎異抄(たんにしょう)』、口ずから伝えられた親鸞の法語を収める覚如(かくにょ)撰(せん)の『口伝鈔(くでんしょう)』、道元(どうげん)の説示を参随者懐弉(えじょう)が筆録した『正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)』、一遍(いっぺん)の法話の記録を後世になって集録した『一遍上人(しょうにん)語録』などがある。
[伊藤博之]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…朱子学の大成者朱熹(しゆき)が門人たちと交わした座談の記録集。1270年,黎靖徳(れいせいとく)が記録者別のノート(語録という)を項目別に再編成したもの。全140巻。…
…如来清浄禅より,そうした祖師禅への脱皮は必然である。馬祖以後,師祖たちの言行をまとめて,語録とよばれる新しい型の本が登場する。語録は,経論の訓詁や,体系の書とは異なる,一人一人の個性の記録である。…
※「語録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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