壁に塗られた田螺(読み)カベニヌラレタタニシ

デジタル大辞泉 「壁に塗られた田螺」の意味・読み・例文・類語

かべられた田螺たにし

一生出世することができないこと。また、身動きがとれないことのたとえ。
[類語]うだつが上がらない金槌かなづちの川流れ縁の下のたけのこ拓落失路たくらくしつろ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 拓落失路

精選版 日本国語大辞典 「壁に塗られた田螺」の意味・読み・例文・類語

かべ【壁】 に 塗(ぬ)られた田螺(たにし)

  1. 土とともに壁に塗りこめられた田螺の意で、身動きがとれないことのたとえ。また、一生世に出ることができないで、栄えることのないたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android