変態的(読み)へんたいてき

精選版 日本国語大辞典 「変態的」の意味・読み・例文・類語

へんたい‐てき【変態的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 普通と違った状態であるさま。
    1. [初出の実例]「陰惨と怪奇に人を戦慄させるその虚に乗じて深く皮肉に心へ喰ひ入る変態性欲的の美!」(出典:どぜう地獄(1924)〈岡本一平〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android