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変質精神病 へんしつせいしんびょうDegenerationspsychose[ドイツ]

世界大百科事典 第2版の解説

へんしつせいしんびょう【変質精神病 Degenerationspsychose[ドイツ]】

急性の精神錯乱や幻覚・妄想状態を周期的あるいは挿話性に示す精神障害に対してシュレーダーP.Schröder(1920),クライストK.Kleist(1901)らが与えた概念。その基礎にはフランスのモレルB.A.Morel,マニャンV.Magnanに由来する変質論,つまり〈精神身体の低格化〉という考えがあった。現在この診断名はほとんど使用されないが,非定型精神病,分裂情動精神病といわれるものは,ほぼ同じ病像特徴を有する疾患群である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報