外河原村(読み)そとがわらむら

日本歴史地名大系 「外河原村」の解説

外河原村
そとがわらむら

七右衛門しちえもん新田の東、江戸川左岸の河川敷に位置する。慶長元年(一五九六)新見氏が村内に四石七斗余を与えられ(川村家文書)、寛永二年(一六二五)知行宛行状で旗本建部昌興が「外河原村」内二石九斗余を与えられている。慶安年間(一六四八―五二)頃の成立といわれる高城胤忠旧知行高付帳には「そとがわら村高七拾石」とみえるが、元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高一一石余、幕府領と旗本新見領。以後両者の相給で幕末に至った。旧高旧領取調帳では幕府領高三石余・新見領高四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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