古代には下総国葛飾郡に属していたと思われる。当地は西方の武蔵国、北方の常陸国に通じる交通の要衝であったと考えられ、古代の東海道下総国
天正一八年徳川家康の関東入国により小金城には家康五男武田信吉が三万石で封ぜられた。このとき市域の多くの村が信吉領となったものと思われるが、個々の村名は明らかではない。信吉は文禄元年(一五九二)に佐倉(現酒々井町)へ転封となり、市域には旗本領が多く設定された。旗本領の多くは分散知行で、知行地は当市域のほか現野田・流山・柏の各市域に分散しているものが多かった。元禄一〇―一一年(一六九七―九八)の地方直しで一部知行替が実施されたものの、幕末までこの傾向は変わらなかった。ほかに幕府領や本多氏領(旗本本多氏は元禄元年大名に列し、のち移封により上野沼田藩領・駿河田中藩領と変遷)の村があり、また相給の村も多かった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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