外耗(読み)そとべり

精選版 日本国語大辞典 「外耗」の意味・読み・例文・類語

そと‐べり【外耗】

〘名〙 穀物をついたときの耗高(へりだか)残高に対する比率。たとえば、玄米一石二斗をついて、白米一石を得たときは、二斗の搗耗(つきべり)で、残高の二割にあたり、外二割耗という類。つく前の量に対して搗耗した量のことを内耗(うちべり)というのに対する語。外割耗(そとわりべり)外割

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「外耗」の意味・読み・例文・類語

そと‐べり【外耗】

穀物をいたときの減り高の残高に対する比。外割耗そとわりべり。⇔内耗うちべり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android