外割(読み)そとわり

精選版 日本国語大辞典 「外割」の意味・読み・例文・類語

そと‐わり【外割】

〘名〙
歩合算で、歩合高の、元高と歩合高との和に対する割合
③ 網の縮結(しゅくけつ)の割合を表示する方法一つ魚網もとの長さをL、それにつけるロープの長さをlとするとで表わされるものをいう。⇔内割

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デジタル大辞泉 「外割」の意味・読み・例文・類語

そと‐わり【外割】

元高歩合高との和に対する歩合高の比。70円の品物を100円で売れば、外割3割の利となる。

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世界大百科事典(旧版)内の外割の言及

【いせ】より

…網地の長さは網目を完全に引きのばした状態で測るので,網地を同じ長さの綱につけたのでは網の目が開かない。網地の長さ(N)から綱の長さ(R)を引いて,綱の長さで割ったもの(NR)/Rを外割(そとわり),網地の長さで割ったもの(NR)/Nを内割(うちわり)という。東北・北海道地方では外割を用いるが,一般には内割を用いる。…

※「外割」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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