夜渡(読み)よわたし

精選版 日本国語大辞典 「夜渡」の意味・読み・例文・類語

よ‐わたし【夜渡】

  1. 〘 名詞 〙 一晩中。夜どおし。よもすがら。
    1. [初出の実例]「めづらしく 鳴く霍公鳥 菖蒲草(あやめぐさ) 珠貫くまでに 昼暮らし 欲和多之(ヨワタシ)聞けど」(出典万葉集(8C後)一八・四〇八九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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