大伏村(読み)おおふしむら

日本歴史地名大系 「大伏村」の解説

大伏村
おおふしむら

[現在地名]黒田庄町大伏

喜多きた村の西、加古川中流域東岸段丘上にある。西側は山を負い、細長い村である。慶長国絵図に「臥村」と記載されている所が大伏村にあたる。慶長検地では高一四〇石余(延宝五年「検地帳」大伏区有文書)正保郷帳では田方一三〇石余・畑方二三石余、山役・川役があり、幕府領。安永六年(一七七七)大坂城代牧野貞長(常陸笠間藩)(「牧野貞長村寄目録」笠間稲荷神社蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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