大恩は報ぜず(読み)ダイオンハホウゼズ

デジタル大辞泉 「大恩は報ぜず」の意味・読み・例文・類語

大恩だいおんほうぜず

小さな恩義は負い目に感じるが、あまりに大きすぎる恩義はかえって気づかず、それに報いようともしないものだ。

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精選版 日本国語大辞典 「大恩は報ぜず」の意味・読み・例文・類語

だいおん【大恩】 は 報(ほう)ぜず

  1. 小さな恩義には負い目を感ずるが、大きすぎる恩義にはかえって気づかないで報いようともしないものだ。
    1. [初出の実例]「諺にも大恩は報ぜずといへり」(出典:仮名草子・狗張子(1692)七)

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