大戌亥村(読み)おおいぬいむら

日本歴史地名大系 「大戌亥村」の解説

大戌亥村
おおいぬいむら

[現在地名]長浜市大戌亥町

かつ村・大辰巳おおだつみ村の南、下坂中しもさかなか村の北にある。天正元年(一五七三)の作職算用帳(坂田郡志)に「いぬい」の一一名余の人名が記される。寛永石高帳に戌亥村とあり、高六八八石余。天保郷帳では乾村とあり高六八二石余。彦根藩領となった時点で戌亥村と区別するために大をつけたという(坂田郡志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android