戌亥村(読み)いぬいむら

日本歴史地名大系 「戌亥村」の解説

戌亥村
いぬいむら

[現在地名]長浜市山階町やましなちよう

口分田くもで村の南に位置し、西は河崎かわさき村。乾村ともみえる。中世は山階庄が成立。寛永石高帳によれば高三五七石余、彦根藩領八九石余・旗本渡辺領一三四石余・同斎藤領一三四石余。彦根藩領と斎藤領は変わらず幕末に至ったが、渡辺領は元禄郷帳では甲斐甲府藩領とされ、享保九年(一七二四)には大和郡山藩領となった。のち遠江浜松藩領を経て、弘化二年(一八四五)郡山藩領に復したとみられる。寛文四年(一六六四)の彦根領分高帳(間塚文書)によると定免四ツ四分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android