大概念不当周延の虚偽(読み)ダイガイネンフトウシュウエンノキョギ

デジタル大辞泉 「大概念不当周延の虚偽」の意味・読み・例文・類語

だいがいねんふとうしゅうえん‐の‐きょぎ〔ダイガイネンフタウシウエン‐〕【大概念不当周延の虚偽】

論理学における定言的三段論法で、前提では不周延である大概念結論で周延させるために生じる虚偽。例えば、「すべての動物愛護者は心の優しい人である。彼は動物愛護者ではない。故に、彼は心の優しい人ではない」の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android