大概念不当周延の虚偽(読み)ダイガイネンフトウシュウエンノキョギ

デジタル大辞泉 「大概念不当周延の虚偽」の意味・読み・例文・類語

だいがいねんふとうしゅうえん‐の‐きょぎ〔ダイガイネンフタウシウエン‐〕【大概念不当周延の虚偽】

論理学における定言的三段論法で、前提では不周延である大概念結論で周延させるために生じる虚偽。例えば、「すべての動物愛護者は心の優しい人である。彼は動物愛護者ではない。故に、彼は心の優しい人ではない」の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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