大清(読み)おおぎよ

精選版 日本国語大辞典 「大清」の意味・読み・例文・類語

おお‐ぎよおほ‥【大清】

  1. 〘 名詞 〙 天皇御料、天皇の御品物の事をいう女房詞。〔公家言葉集存(1944)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大清の言及

【清】より

…同年の彼の死は,この時の負傷が原因であったといわれる。 後を継いだ太宗ホンタイジ(皇太極)は,初め兄,従兄らとともに,4人の共同統治の形をとったが,36年(崇徳1),単独でハンおよび皇帝の位につき,国号を〈大清〉と改めた。その前年,彼は内モンゴルのチャハル部を圧服して大元伝国の玉璽(ぎよくじ)を入手していたから,これによって満・蒙・漢3族のハンおよび皇帝の位を一身で兼ねあわせたことになる。…

【ホンタイジ】より

…即位後ただちに八旗制度の改革に着手し,皇帝の独裁権力の強化に努めた。この改革の完成したのち,1636年改めて皇帝の位につき,国号を大清と称し,改元して崇徳とした。対外面では,即位後,明とひとまず山海関を境界として和議をすすめ,かたや朝鮮に対しては,1627年朝鮮王仁祖を江華島に追い,これを屈服させて和議を結んだ。…

※「大清」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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