大熊 氏広(読み)オオクマ ウジヒロ

20世紀日本人名事典 「大熊 氏広」の解説

大熊 氏広
オオクマ ウジヒロ

明治・大正期の彫刻家



生年
安政3年6月13日(1856年)

没年
昭和9(1934)年3月20日

出生地
武蔵国足立郡(埼玉県鳩ケ谷市)

学歴〔年〕
工部美術学校彫刻科〔明治15年〕卒,ローマ美術学校卒

経歴
工部美術学校でイタリア人ラグーザに学び、明治17年工部省に出仕。19年内務省土木局に移籍。21〜22年ローマに留学。帰国後、「大村益次郎銅像」(靖国神社)の制作に励んだ。東京彫工会会員、文展第1回から5回まで審査員を務めた。維新に功のあった人々のブロンズ肖像を多く制作し、他の代表作に「福沢諭吉坐像」「有栖川熾仁親王像」「小松宮彰仁親王像」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「大熊 氏広」の解説

大熊 氏広 (おおくま うじひろ)

生年月日:1856年6月13日
明治時代;大正時代の彫刻家;文展審査委員
1934年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報