大粟反(読み)おおあわがえり

精選版 日本国語大辞典 「大粟反」の意味・読み・例文・類語

おお‐あわがえりおほあはがへり【大粟反】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科の多年草。ヨーロッパ東部および西アジア原産で、明治初期に牧草として輸入されたが、今では各地に野生化している帰化植物。稈(かん)は直立して高さ約一メートルぐらいになるが、枝分かれしない。葉は長さ一〇~一六センチメートル、幅一センチメートル、細長く先は鋭く尖り、縁に細かい鋸歯(きょし)がある。夏、茎の頂に淡緑色円筒形の花穂をつける。牧草としてはチモシーという名前で知られ、芽生えはキヌイトソウと呼ばれ観賞用となる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 カン

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む