大粟反(読み)おおあわがえり

精選版 日本国語大辞典 「大粟反」の意味・読み・例文・類語

おお‐あわがえりおほあはがへり【大粟反】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科の多年草。ヨーロッパ東部および西アジア原産で、明治初期に牧草として輸入されたが、今では各地に野生化している帰化植物。稈(かん)は直立して高さ約一メートルぐらいになるが、枝分かれしない。葉は長さ一〇~一六センチメートル、幅一センチメートル、細長く先は鋭く尖り、縁に細かい鋸歯(きょし)がある。夏、茎の頂に淡緑色円筒形の花穂をつける。牧草としてはチモシーという名前で知られ、芽生えはキヌイトソウと呼ばれ観賞用となる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 カン

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android