大葉井之許草(読み)おおばのいのもとそう

精選版 日本国語大辞典 「大葉井之許草」の意味・読み・例文・類語

おおば‐の‐いのもとそうおほば‥ゐのもとサウ【大葉井之許草】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類ウラボシ科の常緑多年草。関東地方以西の山野陰地に生える。短く横にはう根茎から、高さ四〇センチメートルくらいになる多数の長い柄のある葉を出す。葉は五対くらいの線形で長さ一五センチメートル、幅三センチメートルになる羽片に分かれる。羽片の縁には細かい鋸歯(きょし)がある。胞子嚢群は羽片の縁に包まれて付くので、胞子嚢群を生じた葉の羽片の幅は狭く、鋸歯も見えない。すじわたし。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む