精選版 日本国語大辞典 「陰地」の意味・読み・例文・類語 おん‐じ【陰地】 〘 名詞 〙 日のよく当たらない土地。また、湿地。[初出の実例]「木の枝が茂り放題で冬は陽差を障(さまた)げ、地面が隠地(オンヂ)の観を呈している」(出典:犬の仔(1951)〈井伏鱒二〉) かげ‐ち【陰地】 〘 名詞 〙 日陰の土地。また、陰の気の地。[初出の実例]「何所か弱い蔭地に咲く花のやうな感じのする女は」(出典:黒雨集(1923)〈田中貢太郎〉黒い蝶) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例