大角井新村(読み)おおかくいしんむら

日本歴史地名大系 「大角井新村」の解説

大角井新村
おおかくいしんむら

[現在地名]黒部市飛騨ひだ

黒部川の河口近くに位置し、東は飛騨村、南西おお開。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一一七石、免四ツ、小物成は鱒役一匁・鮎川役五分(三箇国高物成帳)。黒部川の大洪水により貞享元年(一六八四)三九石、元禄二年(一六八九)三四石、同七年二三石、同一〇年一三石の引高があり、延享元年(一七四四)と天保九年(一八三八)の二度の手上高があったが、天保一一年の草高は一一石に減少した(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android