大鐘寺(読み)だいしょうじ

世界の観光地名がわかる事典 「大鐘寺」の解説

だいしょうじ【大鐘寺】

中国の首都北京市の北三環路北側にある、明の永楽年間(1403年)に鋳造(ちゅうぞう)された永楽大鐘があることで有名な寺。鐘の高さは6.94m、重さは46.5tで、内側外側には仏教の経文22万7000余字が鋳()られ、「中国鋳王」と称えられている。◇寺内には、元や明、清の三王朝の造形の異なる鐘も百余基陳列されていることから、「中国古鐘博物館」とも呼ばれる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報