造形(読み)ゾウケイ

デジタル大辞泉 「造形」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐けい〔ザウ‐〕【造形/造型】

[名](スル)形のあるものをつくりだすこと。ある観念などから、ある形をつくりだすこと。また、そのもの。「歓喜イメージを―する」「自然の―美」
[類語]成型整形形成成形形作る

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精選版 日本国語大辞典 「造形」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐けいザウ‥【造形・造型】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) いろいろなものを使って、ある観念から形のあるものを作り上げること。
    1. [初出の実例]「Mouler 〈略〉造形スル」(出典:五国対照兵語字書(1881)〈西周〉)
    2. 「小説の実質は思想にあるか、散文の造型にあるか」(出典:我が文学生活I (1954)〈伊藤整逃亡奴隷と仮面紳士)
    3. [その他の文献]〔鍾嶸詩品〕
  3. ぞうけいげいじゅつ(造形芸術)
  4. ( ━する ) 機械工学で、鋳型を作ること。

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普及版 字通 「造形」の読み・字形・画数・意味

【造形】ぞう(ざう)けい

形を作る。〔詩品総論五言詞のに居る。~豈に指事形、を窮め物を寫し、最も詳切爲(た)るなるを以てにあらずや。

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