天ヶ森村(読み)あまがもりむら

日本歴史地名大系 「天ヶ森村」の解説

天ヶ森村
あまがもりむら

[現在地名]三沢市天ヶ森

小川原おがわら湖から北流する高瀬たかせ川の東部にあたり、西は倉内くらうち(現上北郡六ヶ所村)に接する。東は太平洋。文化元年(一八〇四)の「郷村古実見聞記」に「又五戸御代官所天ケ森村、右同様荒地ニ相成候故、場所分小高不知、百姓家無之、潰同様に御座候、惣御検地之節迄も、人家無之、荒処披立も無之候ハヽ、潰村に相成可申候」とあり、宝暦五年(一七五五)凶作までは家数および村高もあったが、その後再開発も行われず潰村になったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android