天和元年宮津領村高帳(読み)てんながんねんみやづりようむらだかちよう

日本歴史地名大系 「天和元年宮津領村高帳」の解説

天和元年宮津領村高帳
てんながんねんみやづりようむらだかちよう

別称 阿部対馬守知行村々高帳

写本 与謝郡日置村(現宮津市)戸田仙治郎家旧蔵

解説 標題仮称。永浜宇平が自家蔵本郷村帳を基に戸田本(両本とも正称不明)等を参照して「宮津旧記」に「天和元酉年十二月改、阿部対馬守知行村々高帳」として補入したもの。宮津領は延宝八年永井尚長横死後しばらく幕府領となり、翌九年(天和元年)約三割方の延高となって武州岩槻より阿部正邦が入国した。宮津領村々の延高以後最初の高帳として重要な意味をもつ。

活字本 「宮津旧記」

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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