天明年間高松城下図(読み)てんめいねんかんたかまつじようかず

日本歴史地名大系 「天明年間高松城下図」の解説

天明年間高松城下図(天明年間城下図)
てんめいねんかんたかまつじようかず

一二八×一四二センチ

写本 鎌田郷土博物館

解説 「寛政元年乙酉五月写之」「昭和五年五月中旬神崎写」の書入れがある。原本および寛政写本の所在は不明である。武家屋敷の住人名が天明七年の高松藩分限帳に記載された人物名と一致すること、また大久保主計屋敷が内町西端にあり、五代藩主松平頼恭の六男頼裕が大久保主計を名乗ったのは天明七年六月四日から寛政元年末までであることから、原本の製作年代はこの間と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android