日本歴史地名大系 「高松藩分限帳」の解説 高松藩分限帳たかまつはんぶんげんちよう 一冊写本 鎌田郷土博物館・多和文庫・高松市西尾家・松浦文庫ほか解説 高松藩一二万石の分限帳で最も古いのは寛永一九年の松平頼重入部直後のものがある。次いで天明七年の分限帳があり、ほぼ完成した家臣団編制を知ることができる。大老・年寄・大番頭・書院番頭・小姓頭・馬廻番頭・側用達・奉行などの格式順に記されており、必ずしも知行高の多い順ではない。大老は大久保家で知行高三千石、次いで西尾家六〇〇石である。以後同じ形式で文政期・天保期・嘉永年間・安政三年のものが残っている。活字本 「天明七年讃岐高松藩分限帳」「文政年間讃岐高松藩分限録」「嘉永年間讃岐高松藩分限録」 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by