天然放射性同位体(読み)テンネンホウシャセイドウイタイ

デジタル大辞泉 「天然放射性同位体」の意味・読み・例文・類語

てんねん‐ほうしゃせいどういたい〔‐ハウシヤセイドウヰタイ〕【天然放射性同位体】

放射性同位体うち天然に存在するもの。原子炉加速器などで人工的に作られるものを人工放射性同位体という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の天然放射性同位体の言及

【同位体】より

…同位体のうち不安定で放射能をもち,崩壊するものを放射性同位体,安定で崩壊しないものを安定同位体あるいは非放射性同位体といっている。放射性同位体には,天然に存在する天然放射性同位体と人工的につくられた人工放射性同位体がある。天然に存在する元素では,多くの場合いくつかの同位体が存在するが(ベリリウム,フッ素,ナトリウム,アルミニウム,リンなどは一つしかない),それらの組成は地球上のどこへ行ってもほぼ一定の割合となっている。…

※「天然放射性同位体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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