天王洲銀河劇場(読み)てんのうずぎんがげきじょう

知恵蔵 「天王洲銀河劇場」の解説

天王洲(てんのうず)銀河劇場

大手芸能プロダクションのホリプロが経営する劇場(746席)。2006年10月、東京・品川区の天王洲に開場した。これは演劇ミュージカルダンス公演などで使われてきた旧劇場「アートスフィア」(1992年開場)をホリプロが買い取り、舞台機構などを改めて、新しい名前で新装開場したもの。銀河劇場としての第1回公演は、鹿賀丈史、市村正親、奥菜恵らが出演するブロードウェー・ミュージカル「ペテン師と詐欺師」(宮田慶子演出)。ホリプロが専用劇場を持つのはこれが初めてで、これまで以上に同社の演劇活動が活発になるものと予想される。大手芸能プロが所有する演劇用の専用劇場としては、ジャニーズ事務所が02年に買収した東京グローブ座に続くもの。

(扇田昭彦 演劇評論家 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉プラス 「天王洲銀河劇場」の解説

天王洲 銀河劇場

東京都品川区にある劇場。2006年、閉館した「アートスフィア」を改装して開館。2017年4月からの運営主体の変更に伴い「天王洲YOANI劇場」と改称するとの発表(2016年)が話題となったが、その後名称の継続使用が決まった。

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