開館(読み)カイカン

デジタル大辞泉 「開館」の意味・読み・例文・類語

かい‐かん〔‐クワン〕【開館】

[名](スル)
図書館博物館映画館など「館」と名のつく施設業務を新たに始めること。⇔閉館
図書館・博物館・映画館などがその日の業務を始めること。「11時開館」⇔閉館

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精選版 日本国語大辞典 「開館」の意味・読み・例文・類語

かい‐かん‥クヮン【開館】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 図書館、映画館、博物館などを、初めて開くこと。⇔閉館
    1. [初出の実例]「広く地所を購入し園を結び開館したるは、明治二十年頃なりき」(出典:風俗画報‐一七一号(1898)逗子の部)
  3. 図書館、映画館、博物館などを開いて、人を入場させること。その日の業務を始めること。また、それらの館が開いていること。⇔閉館
    1. [初出の実例]「大東京と云へば、外国映画の二番煎じを以て開館(クヮイカン)してゐたのだが」(出典彼女とゴミ箱(1931)〈一瀬直行〉インチキ・レビュー万歳安来節、其の他)

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普及版 字通 「開館」の読み・字形・画数・意味

【開館】かいかん(くわん)

館を設ける。宋・李格非〔洛陽名園記の後に記す〕貴戚、東に開列第する、千餘邸と號す。~と共に滅びぶる、餘處無し。

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