ヘレンミレン(英語表記)Helen Mirren

現代外国人名録2016 「ヘレンミレン」の解説

ヘレン ミレン
Helen Mirren

職業・肩書
女優

国籍
英国

生年月日
1945年7月26日

出生地
ロンドン

旧名・旧姓
Mirrenova,Ilynea Lydia

受賞
アカデミー賞主演女優賞(第79回,2006年度)〔2007年〕「クィーン」,カンヌ国際映画祭女優賞(第37回)〔1984年〕「キャル」,カンヌ国際映画祭女優賞(第48回)〔1995年〕「英国万歳」,ゴールデン・グローブ賞(テレビミニシリーズ女優賞,第54回,1996年度)「Losing Chase」,ニューヨーク映画批評家協会賞(助演女優賞)〔2002年〕「ゴスフォード・パーク」,ベネチア国際映画祭最優秀女優賞(第63回)〔2006年〕「クィーン」,ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞(第72回)〔2006年〕「クィーン」,ロサンゼルス映画批評家協会賞主演女優賞(第32回)〔2006年〕「クィーン」,ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(第64回,2006年度)「クィーン」,BAFTA賞主演女優賞(第60回,2006年度)〔2007年〕「クィーン」,ヨーロッパ映画賞主演女優賞(第20回)〔2007年〕「クィーン」,トニー賞主演女優賞(演劇部門,第69回)〔2015年〕「ザ・オーディエンス」

経歴
父はロシア人。幼い頃から演劇に興味を持つ。1965年オールド・ビック座で舞台デビュー。’67年ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)に入団。’69年「としごろ」で映画デビュー。主に舞台で活躍し、「令嬢ジュリー」「マクベス」「ハムレット」「かもめ」などにヒロイン役で出演。’80年代から映画に積極的に出演、’84年北アイルランドを舞台にした「キャル」でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞。2007年、ダイアナ元妃の死去題材にした「クィーン」(2006年)でエリザベス2世を演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞。2009年「終着駅―トルストイ最後の旅」でトルストイの妻ソフィアを演じる。また女性警部テニスン役が人気を得たBBC「第一容疑者」シリーズ(’91年〜)をはじめテレビドラマにも多く出演。2015年「ザ・オーディエンス」の演技によりトニー賞主演女優賞を受賞。他の主な映画出演作に「長く熱い週末」「カリギュラ」(1980年)、「エクスカリバー」(’81年)、「ホワイトナイツ/白夜」(’85年)、「モスキート・コースト」(’86年)、「コック泥棒、その妻と愛人」(’89年)、「英国万歳!」(’94年)、「鬼教師ミセス・ティングル」(’98年)、「プレッジ」(2000年)、「ゴスフォード・パーク」(2002年)、「二重誘拐」(2004年)、「消されたヘッドライン」(2009年)、「ガフールの伝説」「RED」(2010年)、「ミスター・アーサー」(2011年)、「ヒッチコック」(2012年)、「マダム・ロリーと魔法のスパイス」(2014年)、「黄金のアデーレ 名画の帰還」(2015年)などがある。2003年デイムの称号を授与される。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ヘレンミレン」の解説

ヘレン ミレン
Helen Mirren


1945 -
英国の女優。
ロンドン生まれ。
本名Elena〉 エレナ〈Mirrenova ミレノバ。
幼い時から演劇に興味を持つ。教員養成学校を演劇熱が高まって中退する。1967年RSCに入団。’69年「としごろ」で映画デビュー、グラマラスな裸身を披露した。’72年パリのインターナショナル・センター・オブ・シアター・リサーチで学ぶ。舞台にも出演、「マクベス」、「かもめ」などでヒロインを演じる。’80年代に入り積極的に映画に出演するようになる。テイラー・ハックスフォード監督と同棲。その他の出演作に「白夜」(’85年)、「モスキート・コースト」(’86年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ヘレンミレン」の解説

ヘレン ミレン

生年月日:1945年7月26日
イギリスの女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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