デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天祐思順」の解説 天祐思順 てんゆう-しじゅん ?-? 鎌倉時代の僧。臨済(りんざい)宗。はじめ天台をまなぶ。宋(そう)(中国)にわたり13年間修行し,大慧派の北礀(ほくかん)居簡の法をつぐ。帰国後京都に勝林寺をひらいた。宝治(ほうじ)2年(1248)思順に師事した無本覚心は,入宋(にっそう)の志をつよくもったという。通称は真観上人。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例