デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天荊」の解説 天荊 てんけい ?-? 織豊時代の僧。京都妙心寺の僧であったが,右武衛殿(うぶえいどの)(九州探題渋川氏か)の命で,天正(てんしょう)5年(1577)と15年に修好のため朝鮮にわたる。文禄(ぶんろく)の役で小西行長にしたがい,朝鮮側に対する文書の作成にあたった。著作に「右武衛殿朝鮮渡海之雑藁(ざっこう)」,日記に「朝鮮国往還日記」「西征日記」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by