文禄(読み)ブンロク

日本の元号がわかる事典 「文禄」の解説

ぶんろく【文禄】

日本の元号(年号)。安土桃山時代の1592年から1596年まで、後陽成(ごようぜい)天皇の代の元号。前元号は天正(てんしょう)。次元号は慶長(けいちょう)。1592年(天正20)12月8日改元。後陽成天皇即位にともない行われた(代始改元)。『杜氏通典(とうじつうてん)』を出典とする命名。文禄年間の日本は、太閤(たいこう)豊臣秀吉(ひでよし)の統治下にあった。全国を平定した秀吉は1592年(文禄1)、宇喜多秀家(うきたひでいえ)を総大将とした16万ともされる大軍を朝鮮半島に侵攻させ、文禄の役(第一次朝鮮出兵)が始まった。軍勢は朝鮮軍を撃破して、首都の漢城(ソウル)や平壌を占領したが、明(みん)の援軍到着で戦線が膠着し翌年に休戦、明との間で講和の交渉が行われた。1595年(文禄4)、秀吉は関白を譲って後継とした豊臣秀次(ひでつぐ)を謀反の嫌疑高野山に追放、切腹を命じた。

出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報

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