天骨無(読み)てんこちない

精選版 日本国語大辞典の解説

てんこち‐な・い【天骨無】

〘形口〙 てんこちな・し 〘形ク〙 とんでもない。思いもかけない。途方もない。てんこちもない。てんこつない。てんこつもない。〔書言字考節用集(1717)〕
※談義本・興談浮世袋(1770)四「百姓のてんこちない。中間の結びゑり諸礼者の座のさばき」
[補注]「天骨」すなわち才能がないという意から、非難すべきさまをいう語に転じたもの。

てんこち‐も‐な・い【天骨無】

※談義本・教訓雑長持(1752)三「田舎道者の老夫老婆(ぢいばば)は、いやはや天骨(テンコチ)もない事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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