太り責む(読み)フトリセム

デジタル大辞泉 「太り責む」の意味・読み・例文・類語

ふとり‐せ・む【太り責む】

[動マ下二]ひどく太る。肥満する。
「―・めたる大男の」〈平治・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「太り責む」の意味・読み・例文・類語

ふとり‐せ・む【太責】

  1. 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙 ふとりきる。非常に太る。肥満する。
    1. [初出の実例]「大の男のふとりせめたるが、いかりにいかりて」(出典:平治物語(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android