最新 地学事典 「太平山花崗岩」の解説
たいへいざんかこうがん
太平山花崗岩
Taiheizan granite
秋田県中央部の新第三系グリーンタフの基盤として,約400km2にわたって露出する白亜紀複合プルトン。岩体中央部に発達する北北西方向のマイロナイト帯を境に,ドーム状構造を示す東部岩体とベースン状構造を示す西部岩体に分けられる。東部岩体は,弱片状閃雲花崗閃緑岩を主体とし,磁鉄鉱系に属する。西部岩体は,片状閃雲花崗閃緑岩を主体とし,チタン鉄鉱系に属する。両岩体とも,苦鉄質な小岩体を伴い,桃色花崗岩に貫かれる。参考文献:藤本幸雄(2006) 岩石鉱物科学,Vol. 35: 253
執筆者:加納 博・高木 哲一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

