太平楽の巻物(読み)たいへいらくのまきもの

精選版 日本国語大辞典 「太平楽の巻物」の意味・読み・例文・類語

たいへいらく【太平楽】 の 巻物(まきもの)

  1. 好き勝手の出まかせ。いいかげんなことば。
    1. [初出の実例]「太平楽(タイヘイラク)巻物(マキモノ)を、纔の本に書つづめ、世に行るる物六巻あり」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 太平楽 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android