太液(読み)たいえき

精選版 日本国語大辞典 「太液」の意味・読み・例文・類語

たいえき【太液】

中国宮殿にあった池の名。漢代には長安城外の未央宮(びおうきゅう)内にあり、唐代には皇城内の大明宮内にあった。明・清代には北京の西苑内にあり橋によって北海、中海、南海に分けられていた。〔文明本節用集(室町中)〕 〔史記‐封禅書〕

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デジタル大辞泉 「太液」の意味・読み・例文・類語

たいえき【太液】

中国の歴代王朝の宮殿にあった池の名。代には長安城外の未央宮内に、代には大明宮内に、代には北京ペキンの西苑内にあった。太液池

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