奇の字(読み)きのじ

精選版 日本国語大辞典 「奇の字」の意味・読み・例文・類語

き【奇】 の 字(じ)

  1. ( 「…の字」は意味なく添える江戸通語 ) 奇妙。珍しいこと。
    1. [初出の実例]「しょじ、そこらでごぜえせう。奇(キ)の字(ジ)、奇の字」(出典:滑稽本・人心覗機関(1814)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 そこら 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android