奇も(読み)くしくも

精選版 日本国語大辞典 「奇も」の意味・読み・例文・類語

くしく‐も【奇も】

〘副〙 (形容詞くし」の連用形助詞「も」の付いてできたもの) 偶然にも。ふしぎにも。あやしくも。奇怪にも。
※己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉中「隆弘と環との間に奇(ク)しくも縁の糸の結ばれて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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