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菊池幽芳 きくち ゆうほう

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美術人名辞典の解説

菊池幽芳

小説家。茨城県生。本名清。新聞小説一時期を画して以来、常に海外の新聞小説を研究してその長をとり、いわゆる大衆文芸の先駆者となった。昭和22年(1947)歿、78才。

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デジタル大辞泉の解説

きくち‐ゆうほう〔‐イウハウ〕【菊池幽芳】

[1870~1947]小説家・新聞記者。茨城の生まれ。本名、清。大阪毎日新聞社に勤めるかたわら、新聞小説を連載。家庭小説の先駆をなした。小説「己が罪」「乳姉妹」など。

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百科事典マイペディアの解説

菊池幽芳【きくちゆうほう】

明治・大正期の小説家,新聞記者。本名清。水戸生れ。1891年《大阪毎日新聞》記者となり,翌1892年《鴬宿梅》を《大阪文芸》に発表して認められた。《大阪毎日新聞》連載の《己が罪》(1899年―1900年)で名声を博し,続いて《乳姉妹》《家なき児》等を発表。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

菊池幽芳 きくち-ゆうほう

1870-1947 明治-大正時代の小説家。
明治3年10月27日生まれ。戸沢正保(まさやす)の兄。明治24年大阪毎日新聞社にはいる。32-33年「己(おの)が罪」,36年「乳姉妹(ちきょうだい)」を自社の新聞に連載し,家庭小説の形式を確立した。大正13年同社取締役。昭和22年7月21日死去。78歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。茨城県尋常中学(現水戸一高)卒。本名は清。

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世界大百科事典 第2版の解説

きくちゆうほう【菊池幽芳】

1870‐1947(明治3‐昭和22)
明治・大正期の小説家,新聞記者。水戸生れ。本名清。中学卒業後,小学校教員を経て,同郷の先輩渡辺台水をたよって1891年(明治24)大阪毎日新聞社員となる。同紙に翻案小説《光子の秘密》(1892)を連載,新聞小説家として人気を博し,次々と同紙に長編を発表した。代表作は,1899‐1900年の《己(おの)が罪》で,明治期の家庭小説としても記念作である。ついで03年《乳姉妹(ちきようだい)》を連載,声価が高かった。

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大辞林 第三版の解説

きくちゆうほう【菊池幽芳】

1870~1947) 小説家。水戸市生まれ。本名、清。大阪毎日新聞記者。同紙に発表した「己が罪」「乳姉妹」は家庭小説の先駆となった。ほかに「筆子」「毒草」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

菊池幽芳
きくちゆうほう

[生]明治3(1870).10.27. 水戸
[没]1947.7.21. 大阪
小説家,新聞記者。本名,清。 1891年大阪毎日新聞社に入社,社会部長,学芸部長などを経て取締役に進んだ。その間,97年以降の一時期『大阪毎日新聞』文芸部主任として連載小説の充実に努め,みずから『己 (おの) が罪』 (1899~1900) を連載し,人気を集めた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

菊池幽芳
きくちゆうほう
(1870―1947)

小説家、新聞人。本名清。茨城県生まれ。水戸中学卒業後、一時小学校に勤めたが、1891年(明治24)大阪毎日新聞社に入り社会記事を担当、のち取締役となった。その間『大阪毎日新聞』に『光子の秘密』(1892~93)などの西欧小説の翻案ものを載せたが、やがて流行の兆しをみせた家庭小説の筆をとり、『己(おの)が罪』(1899~1900)などを同紙に発表して家庭小説の代表的作家と目されるようになり、作品は新派劇で上演された。彼は英文学者戸沢姑射(こや)の兄であり、語学を得意とし、それが彼の文学活動を助けたといわれる。[畑 実]
『『明治文学全集93 明治家庭小説集』(1969・筑摩書房)』

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世界大百科事典内の菊池幽芳の言及

【己が罪】より

菊池幽芳の長編小説。1899‐1900年(明治32‐33)《大阪毎日新聞》に連載。…

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