日本歴史地名大系 「奥仙俣村」の解説 奥仙俣村おくせんまたむら 静岡県:静岡市旧安倍郡地区奥仙俣村[現在地名]静岡市奥仙俣中河内(なかごうち)川支流の仙俣川上流、勘行(かんぎよう)峰(一四四九・六メートル)の南東に位置し、南は口仙俣(くちせんまた)村。北東の二王(におう)山(一二〇八・一メートル)を越えて入島(にゆうじま)村へ至る道がある(駿河記)。戦国期には尊俣(そんまた)に含まれる。領主は安西外(あんざいそと)新田と同じ。元禄郷帳では高一三石余。天保八年(一八三七)には家数二一のうち困窮一五、餓死者五(白鳥家文書)。文政茶一件に参加。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by